2022年10月27日 – AIとディープラーニングのアプリケーションを実行するための業界唯一の包括的なソフトウェア、ハードウェア、ソリューションプラットフォームを提供するSambaNova Systemsは、東京リージョンにデータフローコンピューティングの検証施設であるSambaNova 東京テクノロジーセンターを開設し、顧客がSoftware 2.0時代に対応したシステム開発の検証をすることが可能になります。
Software 2.0である現代AIはニューラルネットの重みが移動しながら更新していくデータフローグラフであり、Software 2.0はデータフローの問題です。しかしこれまではデータフローの問題を従来型のCPUやGPUを利用して計算していたため効率が低く、また一方でデータフロー問題を効率的に解決できるデータフロー計算機を検証する施設がありませんでした。
「SambaNova SystemsのAIプラットフォームは、今後10年間に到来するAIイノベーションの波に対応する『AIバックボーン』を提供するため、AIスタックの全レイヤーでイノベーションを実現する完全統合型AIプラットフォームです。」とSambaNova Systemsで製品担当の上級副社長であるMarshall Choyは述べています。
SambaNova Systems Japan合同会社のカントリーセールスディレクターを務める鯨岡俊則は「日本での市場開拓をさらに進めるために、SambaNova東京テクノロジーセンターを開設できたことをうれしく思っています。これまで、大手製造業や大学、研究機関、またAIスタートアップ企業などからSambaNovaのデータフローアーキテクチャに大きな関心が寄せられており、様々な分野のアプリケーションを検証してみたいという声を頂いていました。今回開設した東京テクノロジーセンターによって、SambaNovaの提唱するデータフローアーキテクチャが次世代AIプラットフォームとして最適であることを実証し、日本の多くの企業、研究機関に貢献できることを期待しています」と述べています。
ソフトバンク株式会社のIT-OTイノベーション本部の本部長である丹波廣寅氏は、以下のように述べています。
「ソフトバンクは、人流解析やサプライチェーンマネージメント、ファンデーションモデルなどデータフローにかかわる多くの課題に挑戦しています。これらの課題は、本来データフローコンピュータで処理されるものですが、これまではその効果を検証することができませんでした。このたびSambaNova Systemsが開設した東京テクノロジーセンターによって、この分野にブレークスルーが起きることを期待しています」
最先端の生成AI機能を企業内に迅速に展開するために、SambaNovaに注目が集まっています。 SambaNovaのエンタープライズスケールのために構築されたAIプラットフォームは、次世代の生成AIコンピューティングのための技術的バックボーンです。
カリフォルニア州パロアルトに本社を置くSambaNova Systemsは、業界の著名人や、サン/オラクルおよびスタンフォード大学のハードウェアおよびソフトウェア設計の専門家によって、2017年に設立されました。投資家には、SoftBank Vision Fund 2、BlackRock、Intel Capital、GV、Walden International、Temasek、GIC、Redline Capital、 Atlantic Bridge Ventures、Celestaなどが含まれています。sambanova.ai をご覧いただくか、info@sambanova.ai までご連絡ください。Linkedinで SambaNova Systems をフォローしてください。
お問合せ
SambaNova Systems Japan合同会社
林 憲一
kenichi.hayashi@sambanova.ai